出産を控えて
「入院準備っていつから始めればいい?」
「出産の入院ってどんなものがいるの?」
と悩む妊婦さんは多いと思います。
事前にたくさん情報を集めて準備したおかげで、とっても快適に入院生活ができました♪
この記事では入院準備はいつから始めればいい?、出産の入院準備に便利だった持ち物リストを「入院から退院まで」の時系列でご紹介しています。
入院する病院によって「病院で借りられるもの」が違うので、あなた自身の出産入院をイメージしながら読んでみてください^^
出産の入院準備|いつから始める?
入院のタイミングは妊婦さんによってさまざまで、陣痛がきて入院する人もいれば、妊婦健診の経過をみて入院することになる場合もあります。
「36週までに出産の準備を済ませましょう」
と案内がありました。

ママはお腹が大きくなるにつれ、だんだんと動きにくくなります。とくに冬は出産準備で外出するときに、外気の寒さへの注意が必要です。
妊婦さんにとって「冷えは大敵」です。
お住い地域の冬の気候のことも頭の片隅にいれて、出産入院の準備はできるものから「36週までに」準備を済ませましょう!
出産の入院準備|最初に確認しておきたい持ち物
必ず必要な持ち物4つ!
- 母子手帳
- 健康保険証
- 入院先の病院の診察券
- 印鑑
①〜③の母子手帳・健康保険証・入院先の病院の診察券は妊婦検診で「母子手帳ケース」に入れている妊婦さんも多いと思います。
入院〜退院までの手続きには印鑑も必要になるので、印鑑も一緒に「母子手帳ケース」に入れておきましょう!
出産の入院準備|入院準備のバッグを分けると便利
荷物は大きく3つに分けておく
入院準備の持ち物は細々とたくさんありますが、大まかに3つに分けると便利でした。3つの区分けはこの通りです。
- お産セット(出産〜出産後のケアに必要なもの)
→看護師さんに出してもらうことが多いので、わかりやすいように入れておく - 入院生活に必要なもの
→ママの着替えや日用品など - 退院時に使うもの
→退院時の赤ちゃんとママの洋服や、持ち物をまとめておく
お産セットが便利だった理由
- バックが不織布製で、軽くて丈夫!
- 付属のネームタグに名前が書けた←持ち主がわかる
- 看護師さんに「このバックは勝手に開けてOKです」の目印になった
『お産セット』としてバックにひとまとめにしたものは、こちらです。
『お産セット』に入れたもの
(★印は『お産セット』のセットにもともと入っていたものです)
- 産褥パッド(お産用のナプキン Lサイズ2枚・Mサイズ2枚)★←産後すぐ、助産師さんにLサイズの産褥パッドをつけてもらいます
- 昼用の生理用ナプキン(1袋)←産後の悪露が落ち着いてきたら使います
- 防水シーツ(1枚)★←産後、病室に戻る前に看護師さんがベットに敷いてくれていた
- 赤ちゃんのおしりふき(2袋)★
- 赤ちゃんの心拍数モニターを固定するベルト←陣痛〜出産時にモニターをお腹に直に巻いていました
- 骨盤ベルト(1枚)←産後すぐ、分娩台の上で助産師さんに巻いてもらう用。履くタイプはNG
- 産褥ショーツ(4枚)←妊娠前のサイズより1サイズ大きいもの
※産褥ショーツを履く指示が、陣痛間隔が短くなってきたころに看護師さんからありました。
\骨盤ベルトのおすすめは、こちらの記事で紹介しています/

入院準備におすすめのバッグ
大きくて、荷物をひとまとめにするのに重宝しました。

この100均バックは「防水加工の素材」という点も良く、床に直置きしなくてはいけない状況でも気になりませんでした。
出産の入院で、キャリーバックに荷物を入れて入院する妊婦さんもいましたが、キャリーバックは不便そうでした。
キャリーバックが不便な理由
- キャリーバックを広げるのにスペースが必要←大部屋で産後に母子同室の場合、さらに狭く感じる
- 荷物を出した後も、キャリーバック分の場所をとる
- 荷物の出し入れの度にキャリーバックを広げるのは大変 ←お腹の大きい出産前も、産後にカラダが戻っていない状態のときも大変そうでした
- たくさんの荷物を一つにまとめられて、
- 汚れても防水加工素材なのでササッと拭いてキレイにできて、
- 荷物を出したらバックをたたんで棚にしまえて
便利でした。

出産の入院準備|便利だった持ち物リスト
入院中
入院してすぐ
入院手続きを終えて病室に案内されるとすぐ、私服から病院着(パジャマ)に着替えて待機でした。コンタクトをしている場合は、コンタクトを外します。
次の案内があるまでに、入院・出産に必要な書類を読んだり、サインしたりして過ごします。
入院してすぐ必要になるもの
- 前開きのパジャマ(2〜3枚)←病院着を借りられるなら、レンタルが楽でおすすめ!
- 羽織れる服(カーディガン・パーカーなど)←病院内は暖かかったので病棟では出番がなかった。売店などに行く時に便利!
- 履物←病院の方針でスリッパはNGで「かかと付きの滑りにくい履物」のみOKでした
- 授乳用ブラジャー(3枚程度)←冬は授乳用のブラ付きタンクトップが便利!
- 産褥ショーツ(3枚程度)←【注意】生理用ショーツとは違います
- 靴下(2~3枚)←冷え予防に。退院時のも準備
- レッグウォーマー ←冷え予防に。院内は暖かいのであまり出番はありませんでした
- 着圧ソックス(2枚) ←【重要!!】 産後にパンパンにむくんで大活躍しました
- アイマスク・耳栓 ・イヤホン←2人以上の大部屋入院の場合はあったほうが快適!アイマスクは『めぐリズム』だとより快適♪
- 時間をつぶせるもの(本・スマホ・ipodなど)←「イヤホン」を忘れずに!
- 各種充電器
- お箸・スプーン・フォーク←『使い捨て』のものだと、洗う手間がなく便利!差し入れを食べるときなどに使用
- コップ ←コップがあれば、給湯器を利用しやすい
- ノンカフェインのティーパック←授乳中は喉が乾きやすい
- おやつ・果物 ←授乳中はお腹もすきやすい
- 現金 ←病院での盗難防止のため、大金を持ち込まない
生活アイテム
- 洗面用具(歯磨きセット・洗顔アイテム・ヘアブラシなど)
- スキンケア用品
- お風呂セット(ボディーソープ・シャンプー&リンス・ボディタオル)
- コンタクト・眼鏡 ←コンタクトの場合は、入院中は眼鏡で過ごすよう指導がありました
- ボックス型ティッシュペーパー
- 爪切り(爪やすり)←ママの爪で赤ちゃんを傷つけないように
- 綿棒
- ヘアゴム・シュシュなど←髪の長いママ用。授乳や赤ちゃんのお世話のときに便利
- リップクリーム ←病院内での乾燥予防に!
- ハンドクリーム ←手荒れ防止に!
- タオル・バスタオル ←こまめに洗濯できる場合は、枚数が少なくてもOK
- ビニール袋
- 洗濯洗剤 ←入院中にランドリーを使う場合
- ランドリーネット
- A4クリアファイル(2〜3枚)←【重要!!】たくさんの書類を仕分けのに便利
- 筆記用具
- 時計 ←スマホでもOK。授乳時間を確認するのに小さな置き時計が便利
- 小さいバッグ ←シャワーや売店に行くのに『小さいトートバック』が便利でした

陣痛〜分娩
陣痛〜出産までどれくらい時間がかかるか、妊婦さんによってさまざまです。
そこで準備しておきたいのが「出産のための体力アップにつながる軽食と飲み物」です。
陣痛が強くなってくると、お腹が減っていても固形のものが食べれなくなってきます。
そんなとき、喉ごしが良くエネルギーになりやすい「ウィーダーインゼリー(ゼリー飲料)」が大活躍しました!
【注意】ゼリー飲料の種類によっては、カフェイン入りのものがあります。選ぶときは、カフェインが入ってないか注意してください。
- 飲み物 ←500mlペットボトルがおすすめ。
- 軽食(喉越しのいいもの+おにぎりやパンなど) ←『ウィーダーインゼリー』は簡単に飲めて、準備しておいて本当に良かった!
- ペットボトル用ストロー ←横になった状態でも飲めて便利
- アプリ・時計 ←陣痛時間をはかるときに使用
- デジタルカメラ・ビデオカメラ ←スマホでもOK。しっかり充電しておく!
- テニスボール ←陣痛を和らげるのに大活躍!陣痛室に備え付けてありました
出産時間によっては「産後すぐに病院の食事があるとは限らない」ので、産後用にパンやヨーグルトなど、軽食を用意しておくと安心です。
出産後の入院中
「ママの身体を清潔に保つグッズ」があると快適に過ごせます。
- 汗拭きシート ←産後シャワーの許可が出る前に使用
- ドライシャンプー ←産後シャワーの許可が出る前に使用
- 母乳パッド ←母乳がたくさん出た場合に、下着が汚れず便利
- 骨盤ベルト ←洗い替えがあってもいい
- 産褥パッド ←悪露が少なくなってきたら「夜用ナプキン」や「昼用ナプキン」でも対応可
- 乳首・乳頭ケアクリーム ←頻回授乳で乳首が痛くなりやすいので、1本あると授乳が快適になる
- ベビー爪切り ←赤ちゃんの爪はすぐに伸びます。爪で顔をひっかかないようにケアを!
\乳首・乳頭ケアクリーム(授乳クリーム)のおすすめは、こちらの記事で紹介しています/

その他、入院中あると便利なもの
どれも病院で借りられる場合が多いと思いますが、リストにあげておきます。
- 円座クッション ←産後の痛みを緩和に!
- 授乳クッション ←授乳が楽にできます
- ドライヤー
- 乳頭吸引器 ←陥没乳頭・扁平乳頭のママにおすすめ
乳頭吸引器を消毒する「消毒液・消毒するカップ」のことまでは頭が回らず忘れてしまいましたが、「消毒に必要なもの」もまとめて病院のを貸してもらえました。
退院時
赤ちゃんの持ち物
「入院中の赤ちゃんに必要なものは、すべて病院が準備します」という病院がほとんどだと思います。
必要なのは赤ちゃんが退院するときに着て帰るお洋服です。
- 赤ちゃんの服(セレモニードレス・ベビードレス)
- 赤ちゃんの肌着(短肌着&長肌着)
- ベビーソックス←ドレスや「おくるみ」で足元が隠れたりするので、なくてもOK
- おくるみ ←赤ちゃんを包むと安定感がでて抱っこしやすくなります。防寒や紫外線対策にもgood!
我が家の場合「ベビードレス」は他に使う機会がなかったので、ちょっとしたお出かけにも使えるような、ツーウェイオールを着せました。
ツーウェイオールだと日常的にも使いやすく、生後2週、1ヶ月の赤ちゃん健診や、生後100日の初宮参りにも使えます。

\『チャックルベビー』の「ピュアホワイト」シリーズはおすすめです/
ママの持ち物
退院時に赤ちゃんと写真を撮るために、ベビー服とのバランスを意識してママの洋服を準備するのも楽しかったです♪
- ママの退院時の洋服 ←出産が近づいたら、用意しておくと安心
- メイク道具・ヘアスタイリング剤など ←赤ちゃんとの記念写真をよりキレイに!
- 入院・分娩費用 ←病院での盗難防止のため、退院時に家族に持ってきてもらう方がいい
- 会社に提出する書類など ←退院手続きまでに、病院のサインが必要なものは提出しておくと楽
赤ちゃんと退院後
帰宅してすぐに必要になるもの
赤ちゃんと退院後にすぐ使うものも、出産入院する前に準備しておきましょう。
- おむつ ←しばらくは病院で使っていたものと同じものの方が、肌荒れの心配がなく安心
- おしりふき ←しばらくは病院で使っていたものがオススメ
- ガーゼハンカチ ←10枚くらいあると洗濯が楽!
- 授乳クッション ←授乳時にあると赤ちゃんもママも快適!
- チャイルドシート ←車で帰宅する場合は必須アイテム
- ベビー綿棒
- ベビー爪切り
- 体温計
- 温湿度計 ←室内の温度・湿度を快適にすると、赤ちゃんはご機嫌で過ごせます
- おむつ用ゴミ箱
お風呂グッズ
- ベビーバス
- 洗面器
- 湯温計
- ベビーソープ ←泡で出るタイプが楽
- バスタオル
- 沐浴布・ガーゼタオル
- ガーゼハンカチ
- ベビーローション
寝具
- お布団セット(敷布団・掛け布団、各種カバー)
- お布団セット各種カバー ←洗い替えに
- 防水シーツ2枚
- スリーパー ←赤ちゃんが布団から飛び出しても安心
- ベビーベット
退院後に購入した方がいいもの
「実際に使ってから判断した方がいいグッズ」は慌てて購入せず、入院中に使って良かったものを順次ネットで注文したり、退院後にあらためて購入するのがオススメです。
- 哺乳瓶 ←母乳の出方によって、いらない場合もある。乳首の形など、赤ちゃんは病院で使っていたものに慣れるので、後で購入した方が無駄がない。
- おむつ ←おむつかぶれなどの肌荒れの心配を考えると、病院で使っていたものをしばらく使うのが安心
- さく乳器 ←母乳の出方によって、いらない場合もある。メーカーによって使いやすさが違う
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出産の入院準備|冬に便利だった持ち物リストまとめ
冬は寒いので、赤ちゃんが外出する機会はほとんどありません。退院してしばらくは室内で過ごすことが多くなります。
そんなとき、生まれたての赤ちゃんが体温調整しやすくなるグッズがあると便利です。
生後間もない赤ちゃんは、体温調整が苦手です。
冬に便利だったもの
赤ちゃんのために
- 赤ちゃんの保湿クリーム(オイル)←赤ちゃんの肌に合うか確かめるために、最初は「少量サイズ」で準備するのがおすすめ
- スタイ ←赤ちゃんの首元が寒そうだったので、防寒のためにも巻いてました
- レッグウォーマー ←オムツ替え時に、赤ちゃんの足が冷えるのを防ぐのに便利
- 防寒できる「おくるみ」←薄手のブランケットや、厚めのバスタオルでも代用可
ママのために
- ガウン ←夜中のミルク準備時など、お尻まですっぽり隠れる長さのガウンは大活躍しました
- 着圧ソックス ←頻回授乳で起きている時間が長くなるので、むくみやすくなる
- レッグウォーマー ←靴下より便利でした
- ティーパック ←授乳すると喉が乾くので、たくさんあると便利
- ハンドクリーム ←一日になんどもある「オムツ替え」と「手洗い」で手が乾燥しました
- ボディークリーム(妊娠線予防クリーム)←産前産後はとくにお腹周りが乾燥でかゆくなったので、しっかり保湿するようにしていました
準備したけど、いらなかったもの
- ミトン ←ミトンはすぐ外れるし「赤ちゃんの引っ掻きキズ」はビックリするくらい、すぐ治る
- 厚手のベビー服
- 帽子
- 靴下
出産の入院準備|便利だった持ち物【まとめ】
いかがでしたか?
出産入院する前に準備しておきたい物はたくさんあるので、一気に揃えるのは大変です。
生まれてくる赤ちゃんとの新たな生活をイメージして、無理せずできるものから揃えてみてください^^
この記事が出産を控える妊婦さんのお役に立てたなら嬉しいです。